学校検診で視力低下を指摘された患者さまへ

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視力低下の原因には屈折異常(近視、遠視、乱視など)がありますが、子供の場合は仮性近視(調節緊張症)といって本当の近視ではなく、近くのものを見過ぎたため、一時的に近視の状態になっていることがあります。

当院ではまず器械を用いた他覚的な屈折検査、裸眼視力、矯正視力を測定し患者さまの屈折状態を調べます。
仮性近視の疑いがあれば雲霧法(うんむほう)といってわざとピントが合わない眼鏡を15~20分程度装用して目が休んだ状態にした後、再度屈折検査を行います。
検査の結果、仮性近視の可能性が高ければ点眼薬にて加療、経過観察を行います。近視、遠視、乱視の場合は程度により眼鏡が必要になります。

従って診察、検査に時間を要しますので、付き添いの方にもしばらくお待ちいただくことになります。
検査終了後に詳しくご説明させていただきます。